質問
メジャーSQ日の株価の上昇もしくは下降により、それ以降の株価にはどのような影響が与えられやすいですか? |
解答
メジャーSQ日(先物・オプションの決済日)は、日本市場では年4回(3月・6月・9月・12月)に発生します。 この日は株価に一時的な歪みが生じやすく、その後の相場に「方向感」を与えることがあります。 シナリオごとに整理します。 1. 株価が上昇して終えた場合 * 短期的影響 * ショートポジションを持っていた投資家の買い戻し(踏み上げ)が起こりやすく、SQ後もしばらく上昇モメンタムが続くことがあります。 * 「SQ通過で需給が改善した」と解釈されるケースも多い。 * 中期的影響 * 上昇が実需(企業業績や海外市場の好調)に基づいていれば、トレンドが継続しやすい。 * 逆に「SQに向けた一時的な買い(裁定買いなど)」が原因なら、通過後は上げ一服し、反落する場合があります。 2. 株価が下落して終えた場合 * 短期的影響 * ロングポジションを持っていた投資家の損切りや先物の売り仕掛けが増え、SQ後もしばらく弱含みで推移しやすい。 * 特に海外投資家が売り越し姿勢を強めていると、下げトレンドが長引くことがある。 * 中期的影響 * 下落が「需給要因だけ」であれば、SQ通過後にリバウンドするケースも少なくない。 * ただし業績や景気の悪化と重なった場合は、トレンド転換(上昇から下降へ)につながる可能性が高い。 3. 共通する特徴 * SQは「特殊要因」で相場が大きく動くことがあるが、それ自体が長期的トレンドを決定するわけではない。 * ただし大口投資家(特に海外勢)がポジションを組み替える契機になるため、SQの方向に相場が流れやすいというアノマリーが存在する。 * 過去の統計では、「SQ日の方向がその後1週間程度の相場を左右しやすい」と言われます。 まとめ * 上昇して終われば → 短期的に強気継続しやすい * 下落して終われば → 弱気が尾を引きやすい * ただし、中長期では「業績・景気・金融政策」などのファンダメンタルズが最終的に相場を決める。 |
| |
|
この記事へのコメント